アイコン:閉じるボタン

診療技術部

診療技術部

診療技術部長 井上 宏紀

診療技術部長
井上 宏紀

診療技術部長 挨拶

診療技術部は6課(放射線課、検査課、臨床工学課、中央機器管理課、栄養課、リハビリテーション課)7種の国家資格取得者で構成され、
病院理念・基本方針に則り、それぞれの職種が専門の知識・技術を習得し、更には業務拡充を図っています。

また永山腎泌尿器科クリニック臨床工学課春光腎クリニック臨床工学課とも連携しスタッフおよび各課の悩みや問題を共有して迅速に対応を図る体制を整えています。

診断と治療の
質向上、安心安全を目指して

診断の質向上に向けては、
高度医療に合わせ新規医療機器導入や既存機器の更新、また治療の質向上に向けては、生活動作に合わせた治療や食生活サポート、院内医療機器の集中管理による安全性確保等、各種体制強化に努めています。

放射線課

放射線課の働くひとたち

放射線課の紹介

当院の放射線課はX線撮影をはじめ、MRI検査やCT検査、診療放射線技師による一次読影(読影の補助)、手術室での透視など放射線診療、画像診断検査、医療被ばく管理全般を行っています。 また、業務拡大の一環として造影剤投与後の抜針および止血業務も行っています。
(全スタッフ厚労省推奨の研修受講済み)

当院の装置の種類として、

1.5テスラMRI装置

80列マルチスライスCT装置

骨密度測定装置(DXA法)

一般X線撮影装置

外科用CアームX線透視診断装置

などがあります。

基本方針である知識と技術の向上に努め、日々進歩している医療に対応できるよう努力しています。 また、安心して検査を受けて頂けるよう被ばく低減にも気を配り、医師との情報共有を行いながら最適な医療画像を提供できるよう心がけています。

放射線課の作業風景

放射線課の作業風景

放射線課の作業風景

検査課

検査課の働くひとたち

臨床検査は病気の診断、治療の効果など
多くの場面で活用され、
大きく検体検査と生理検査に分かれます。

当院で実施している検査

検体検査
(患者さんの血液・尿などの検査)

  • 生化学・免疫血清検査
  • 血液学検査
  • 一般検査
  • 輸血検査

生理検査
(心電図など患者さんから情報を得る検査)

  • 心電図
  • ホルター24時間心電図
  • 24時間血圧検査
  • 血管機能検査(血圧脈波・皮膚灌流圧測定)
  • 超音波検査(泌尿器・腹部・心臓・血管・バスキュラーアクセス・甲状腺など)
  • 排尿機能検査(残尿測定・尿流測定など)
  • 肺機能検査
  • 健診業務

検査課では、現在11名の臨床検査技師(生理検査担当病院職員 : 6名、検体検査委託会社職員 : 5名)で構成され、
“患者さんにやさしく”を心がけ“正確で迅速な検査”で、診療に役立つ情報を提供出来るよう業務を行っています。

また、知識と技術の向上に努めるために、
日々努力し認定資格を取得しています。

在籍者資格取得実績

  • 超音波検査士(日本超音波医学会)
  • 排尿機能検査士(日本泌尿器科学会)
  • 血管診療技士(日本血管外科学会・日本脈管学会・日本静脈学会の3学会機構)

検査課の作業風景

検査課の作業風景

検査課の作業風景

臨床工学課

臨床工学課の働くひとたち

臨床工学課では、
臨床工学技士17名が所属し血液浄化業務を主に行っています。

血液浄化業務

血液浄化療法センターでは、チームプライマリー制の一員として患者さんの治療へ関わっています。
患者さんの愁訴(自覚症状)の調査や体成分分析装置を用いた体液量測定を行い、よりよい治療を提供できるよう他職種と検討を行っています。

血液透析では、
治療に使用する透析液が安全かつ清潔である事を求められており、一般社団法人日本透析医学会から発行されている「透析液水質基準」を順守する必要があります。透析液水質基準に則った水質管理に取り組んでいます。

在籍者資格取得実績

  • 透析技術認定士

臨床工学課の作業風景

臨床工学課の作業風景

中央器機管理課

中央器機管理課の働くひとたち

中央機器管理業務

院内で使用されている人工呼吸器、心電図モニタや自動血圧計などのモニタ関連装置、輸液ポンプ・シリンジポンプなどの輸液関連機器、 透析用監視装置や透析液供給装置などの透析関連機器、麻酔器や電気メスなどの手術室関連機器などに加えて、在宅血液透析で使用されている透析用監視装置も含めて、医療機器の中央管理を行っています。

これらの医療機器は、当課が作成した保守点検計画に基づいて保守点検や消耗部品交換を行います。また、医療機器の安全使用のための情報提供や職員向けの研修も担当し、常に安全で確実な治療ができるよう、取り組んでいます。

在籍者資格取得実績

  • 透析技術認定士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 第1種ME技術者、第2種ME技術者
  • 臨床ME専門認定士
  • 血液浄化専門臨床工学技士

中央器機管理課の作業風景

中央器機管理課の作業風景

栄養課

栄養課の働くひとたち

当院栄養課は現在管理栄養士4名、委託業者スタッフ(※給食業務)で
安心・安全な食事提供と患者さん個々に応じた栄養管理など食事サポートの充実に努めています。

お食事について

入院中の食事は治療の一環として、
医師の指示に基づき患者さんの疾病、病態に合わせた食事・形態で提供しています。
給食業務は委託しておりますが食事の質、患者さんへのサービスの向上を目指し、都度話し合いを行っています。

食事提供時間

7 : 45~ 12 : 00~ 18 : 00~

※適時・適温による食事を提供するため、保温・保冷配膳車を使用しています。

行事食

入院中でも日本や地域の行事を
楽しんでいただけるよう、カードを添えて行事にちなんだ食事を提供しています。

選択メニュー

対象の患者さんは火曜日の夕食と金曜日の昼食の主菜を選択していただけます。

外来食

血液透析に通われている当院の患者さんで、
食事を希望される方を対象に透析食を基本とした外来食を提供しています。

月・水・金曜日 夕食のみ(当面の間)

栄養指導

個人栄養指導

食事療法を必要とされている
入院・外来の患者さんを対象に管理栄養士が一人一人に合ったお食事のアドバイスをいたします。

集団栄養指導

慢性腎臓病の患者さんに対して不定期ではありますが、食事療法を楽しく続けられる工夫などをメニューに取り入れ、調理実習型の集団指導を行っております。
患者さんやその家族の方同士の意見交換、コミュニケーションなどの場ともなっています。

※栄養相談をご希望の方は
担当医師・看護師にご相談ください。

NST(栄養サポートチーム)

入院中の患者さんの早期回復を目指し、
医師、看護師、薬剤師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士などの
スタッフが協力して栄養状態の改善にむけた栄養サポートを行っています。

栄養課の作業風景

栄養課の作業風景

栄養課の作業風景

リハビリテーション課

リハビリテーション課の働くひとたち

(2021年4月) 現在、
理学療法士5名、作業療法士3名、言語聴覚士3名、計11名のスタッフが在籍しており、
より専門性の高いリハビリテーションが提供できるよう取り組んでおります。

詳細につきましては、下記をご参照ください。

リハビリテーションと透析

リハビリテーション課の作業風景

リハビリテーション課の作業風景

リハビリテーション課の作業風景

薬剤課

薬剤課の作業風景

薬剤課の作業風景

薬剤課の作業風景

薬剤課の紹介

北彩都病院の薬剤課では、現在5名のスタッフで業務を行っております。
主な業務内容は下記の通りです。

調剤

入院の患者さんと一部の外来の患者さんに処方された薬を院内で調剤いたします。 医師が発行した処方箋について、薬の用量・使用方法や他剤との飲み合わせが適切であるか、患者さんの状態に合わせて処方されているかなどの内容を確認します。 薬を取り揃え、患者さんが服用しやすいような形にして払いだします。
薬についての情報提供もさせていただきます。

注射調剤

入院している患者さんに使用する注射薬を、1日分ごと、患者さんごとに取り揃え、病棟に払いだします。
処方箋の内容についても適切であるか確認しています。注射薬にはバーコードラベルを添付し、システムを用いて安全管理を行っています。

がん化学療法剤無菌調製
・注射ミキシング

病院の中で投与されるすべての抗がん剤は、専用のキャビネットを使い、薬剤課で作っています(ミキシング)。
患者さんの状態やプロトコール(約束の抗がん剤投与方法)に従って十分にチェックすることで、清潔で安全な抗がん剤が病棟で使用されています。
また、食事がとれない患者さんのための高カロリーの栄養輸液も薬剤課で作っています。

製剤

市販されていない特殊な
医薬品(軟膏や外用消毒剤など)を調製しています。

医薬品管理

医薬品の品質管理と数量管理を行います。
治療に必要な薬剤を常に最良の状態で提供できるように、薬剤課内だけでなく、院内すべての薬剤に関して保管状況、有効期限をチェックします。 また、900を超える取り扱い品目が不足あるいは過剰にもならないよう、数量の管理を行います。
さらに、法律上で特別な管理を必要とする医薬品(麻薬や向精神薬など)の管理を厳重に行っています。

医薬品情報管理
(DI : Drug Information)

医薬品に関する情報を収集し、
患者さんや院内の各職種に向けて必要な時に必要な情報を提供します。

薬剤管理指導業務(服薬指導)

医師の同意のもと、入院患者さんに服薬指導を行います。
入院当初に患者さんの服用されている薬(持参薬)、副作用歴、アレルギー歴などを確認させていただきます。 入院中に使用する医薬品について、薬効や飲み方、使い方、保管方法などをご説明し、服用することに問題がないか確認します。 また副作用の早期発見にも努めております。その他、疑問や質問などにもお答えします。医師の治療方針に基づいた適切な治療が行えるようサポートします。

医療チームへの参加

院内の医療チームすべてに薬剤課が参加しています。
各チームはさまざまな職種の医療スタッフが集まり、それぞれの職能を生かすことで、治療に難渋している主治医を助け、早期の疼痛緩和や病状の回復に努めています。

治験

治験とは、新しく開発される薬が、国から医薬品として承認を受けるために行う試験です。
新しい医薬品の安全性や有効性を調べるために必要なもので、患者さんの協力が必要な試験です。
薬剤課では治験で扱う医薬品の保管・管理を行います。

入院患者さんの持参薬確認について

当院では入院される際に持参薬を病棟にて確認させていただいております。
持参薬とは患者さんが入院時に持ち込まれる現在お使いになっている薬、飲み薬・点眼薬・貼り薬・注射などのことです。
持参薬の情報を早く的確に把握することは、入院後の治療をより適切に行う上で、とても重要です。

持参薬確認の際必要なもの

お薬手帳、またはお薬の説明書など、現在内服している薬

持参薬確認の利点

  • 自宅で服用している薬が
    入院中にも利用できます!
  • 持参薬とこれから治療のために
    処方される薬との相互作用がチェックできます!
  • 手術や検査の前には中止となる薬を入院時にチェックすることができます!
  • 健康食品やサプリメントと
    薬の飲み合わせについてもチェックする事ができます!